バンクーバーで12月6日から開催されていたフィギュアスケートのグランプリファイナルが9日、エキシビションで華やかに閉幕した。
男子は宇野昌磨選手が2位、女子は出場枠の半数を占める3選手が出場し紀平梨花選手が優勝するなど日本勢の活躍が見られた同大会。前日優勝したばかりの紀平選手は「自分の実力が出せて本当にうれしい。北京オリンピックでの優勝を目指しこれからも頑張りたい」と笑顔を見せていた。
エキシビションでは2位のアリーナ・ザキトワ選手、3位のエリザベータ・トゥクタミシェワ選手らが競技とは違った大人っぽい演技で観客を魅了し、ペアの選手らがコミカルな演技を見せるなど終始楽しい雰囲気で進行。フィナーレでは転倒した宇野選手がはじけるような笑顔を見せるなど最後まで観客たちを沸かせた。