バンクーバー郊外、リッチモンド市にあるスティーブストン仏教会(4360 Garry St. Richmond )で8月18日、現地在住日本人向けの死について考える会「おれんじカフェde 看取りーと」が開催される。日本語認知症サポート協会の主催で、在バンクーバー日本国総領事館、一般社団法人日本看取り士会、スティーブストン仏教会の後援、看取り士会・カナダの協力。
昨年、バンクーバーで開催し好評を得たため今年は日本語仏教会のあるスティーブストンでの開催がとなった。日本語認知症サポート協会の福島誉子さんは「バンクーバーで開催時の参加者からは『人生の最後を見つめることで今を見つめ直すことができた』、『今を大切に生きたいと今まで以上に思えてきた』などの感想をもらった」と話す。
「死は誰にでも訪れるもの。どこで亡くなりたいか、誰に看取られたいかなど、自分の死を考えてみる日本語の会は多くの方が関心を寄せていると感じた」とも。福島さんは「『死』を語ることをタブー視せず言葉にし、人の話に耳を傾けることで『今』がきっと以前よりずっと輝きはじるのでは」と来場を呼び掛ける。
当日は詩人でパフォーマーの高山宙丸さんもゲストとして参加、新作の詩とパフォーマンスも披露する。参加費は20カナダドル。13時30分開場14時開始。