カナダオリンピック委員会は7月19日、ネイサン・ヒラヤマ選手(男子ラグビー)とミランダ・アイム選手(女子バスケットボール)が開会式でチームカナダの旗手を務めると発表した。
開会式でチームカナダの旗手を務めるネイサン・ヒラヤマ選手(男子ラグビー)とミランダ・アイム選手(女子バスケットボール)
旗手を発表したカナダのジャスティン・トルドー首相は両選手を祝福するとともに、「今回の五輪はアスリートたちの成果を称えることはもちろんだが、パンデミックという困難を共に協力して乗り越えた力も称えたい」と話した。
リッチモンド市出身の日系4世、ヒラヤマ選手は今回が初の五輪参加。旗手への選出を「とても有難いことだし、光栄に思っている」と喜び、「本当に開催されるのかもわからなかったこの一年を思うと、選手たちが集まってオリンピックが開幕する開会式は特別な瞬間になると思う」と期待を話す。
五輪出場3回目となるアイム選手は、五輪終了後に引退することをすでに公表している。「これまでメープルリーフのユニフォームを着る光栄に恵まれてきた。(旗手を務めるのは)最後として最高だと思う」と喜びを表した。