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バンクーバーでビニール製レジ袋の使用禁止に 飲料カップは有料化、料金に25セント上乗せ

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 バンクーバー市は1月1日から、プラスチック製レジ袋の使用禁止や使い捨て飲料カップの有料化を定めた条例の施行を開始した。

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 2020年1月に施行される予定がコロナ禍のため延期されていた同条例。プラスチックゴミ削減のためにレジ袋の禁止や飲料カップ、ストローやテイクアウト用容器などに規定を設け違反者には罰金も科される。

 使用が完全に禁止となるのは、プラスチック製レジ袋、ストロー、発砲スチロール製のカップやテイクアウト容器。使い捨ての飲料カップは25セントとなり、コーヒーショップなどでの飲料購入代金に上乗せとなる。スーパーマーケットなどで再利用可能なショッピングバッグを購入する際には紙袋が15セント~、それ以外のバッグは1カナダドル~となる。

 市の調査によると2018年に廃棄された使い捨てカップは8200万個、レジ袋は8900万枚。「パンデミックの最中でもゴミと公害を減らすことは重要だ」とし、ゴミ削減のため、そして課金を避けるためにも、今後は再利用可能なバッグやカップの利用を勧める。

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