バンクーバーのダウンタウンで7月31日、多様な性を祝う「バンクーバー・プライドパレード」が開催される。バンクーバー・プライドソサエティの主催で今年で44回目。
6月から約2カ月間、テーマを「再び共に(Together Again)」として2SLGBTQAI+コミュニティーを祝う様々な催しを企画してきた同ソサエティ。なかでもパレードは、パンデミック前には毎回50万人以上を動員していた中心イベントのため、3年ぶりの開催に期待が高まっている。
ロブソンストリートからサンセットビーチまで、カラフルなコスチュームを着た人々が賑やかに練り歩くパレード。沿道に並ぶレインボーの旗を持った観客には、子供連れファミリーの姿も多く、小さな頃から性の多様性に触れるバンクーバー市民の姿が見てとれる。
パレード終着地では「サンセットビーチフェスティバル」を開催。会場には飲食店や衣料品店など多くのベンダーがテントで出店、特設ステージではドラッグクイーンのショーなども行う。
パレードは12時~15時。
*ここでの2SLGBTQAI+とは2スピリット(先住民の男性と女性2つの魂を持つ人を表す言葉から)・レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・クイア/クエスチョニング・アセクシャル・インターセックス・それ以外にもある多様なセクシュアリティを示す。