「ハリソン・チューリップフェスティバル」(5039 Lougheed Highway, Agassiz)がバンクーバー郊外の観光地ハリソン・ホットスプリング近くで4月8日に始まった。
主催するオノスファームは、2006年にハリソン近辺で最初のチューリップ祭を開始した後、規模を拡大してチリワックでチューリップフェスティバルやサンフラワーフェスティバルを10年間開催していたが、数年前にハリソンバレーに農地を購入し移転を決定。同地での初開催にこぎ着けた。同ファームのケイト・オノス・ギルバートさんは移転を「私たち家族がフラワー祭りを始めたルーツである場所に戻ってこられた」と喜ぶ。
フェスティバル場内は、35エーカーの土地に50種1000万球のチューリップが植わるほか、15種の水仙やヒヤシンスなども見頃を迎える。各所にアンティークのトラクターや馬車などを設置しフォトスポットも用意した。ケイトさんは「常に7~25エーカーが満開になるように植えてあるので、開催中いつ来ても花を楽しんでもらえる」と来場を呼びかける。
園内ショップでは切り花や鉢植えも販売。オランダ名物のストロープワッフルなどのフードカートも来場する。
営業時間は月曜~金曜=10時~18時30分、土曜・日曜=6時~18時30分。入場料は一般=12カナダドル~、シニア=9カナダドル~、子ども(3歳~12歳)=7カナダドル。チケットはウェブサイトで販売する。5月5日まで。