バンクーバーのイーストサイドにある「The Rocky Mountaineer Station」(1755 Cottrell Street, Vancouver)で9月18日、ブリティッシュ・コロンビア州のワイナリーが集結し、ワインのテイスティングや有名レストランのシェフがワインに合う料理を振る舞うイベント「Chef meets Grape」が行われた。今年で4回目。主催はWine of British Columbia。
同イベントでは、ワインの産地として知られるオクナガン地方、バンクーバーアイランド、ノースバンクーバーなど約35のワイナリーが参加し、新酒や無農薬ワイン、世界の品評会などで賞を受賞したものなど約230種類のワインやデザートワインを取りそろえた。
会場ではBC州のサーモンやギンダラなどのオードブルなどが配られ、多くのワイン愛好者がワインのテイスティングを楽しんだ。数種類のワインを試飲していたレストランのオーナーは「BC州のワインを1度に試すことができるので満足。お客さんに喜んでもらえる料理に合うワインを探して帰りたい」と意気込みをみせた。
そのほか、バンクーバーにあるレストラン「Italian Kitchen」や「O’Douls」など12軒が参加し、シェフがワインを選び、ワインに合った料理を作るペアリング料理のコンテストが行われた。参加者は「ベストワイン」と「ベストフード」を 投票し、特別審査員がワインと料理の相性をみる「ベストペアリング」を選んだ。
広報担当者のLisaさんは「今年は約400人が参加し、年々イベントが拡大している。BC州のワインを1度にたくさんテイスティングできるイベントはめったにないので、ペアリング料理も一緒に楽しんでほしい」と話す。