バンクーバーオリンピック組織委員会(VANOC)は、2010年の冬季五輪開催まであと1年となる「2月12日18時ちょうどに大きな音を出して祝賀ムードを盛り上げよう」という企画を発表した。
1年後のオープニングセレモニー開始時間になったら、「車のクラクションを鳴らす」「船の汽笛を鳴らす」「そりの鈴を鳴らす」「先住民族の太鼓のリズムに合わせて踊る」など、それぞれの地域でできる方法ならどんな形でもよく、「カナダ全土の6つの時間帯を順に、大音響が東から西へとウエーブを描くように移動していく」ことが理想だという。
VANOC公式サイトでは、各地域での関連カウントダウンイベントをより簡単に企画できるよう、「One-Year Countdown Celebration Toolkit(残り1年のカウントダウン・ツールキット)」という新しいガイドページも作成した。同ページには、20種類以上のイベントアイデアのほか、オリンピック選手たちを招待するために必要な情報や環境にやさしいプログラム企画方法、チェックリストなどを掲載している。
VANOCのJohn Furlong最高経営責任者は「バンクーバーだけでなく、『カナダの五輪』という意識を高めたい。カナダ全土の人たちが参加して、楽しい1日になれば」と話す。
各地域で開催が決定したイベント情報や、開催後の写真、ビデオなどの投稿も受け付け(infor@vancouver2010.com、件名「One Year To Go」)、順次同サイト上で紹介していく。