カンバスに絵を描けるカフェ「Raw Canvas」-バンクーバーで話題に

バンクーバー、イエールタウンにあるアートカフェ「Raw Canvas」が大人の遊び場として話題になっている。

バンクーバー、イエールタウンにあるアートカフェ「Raw Canvas」が大人の遊び場として話題になっている。

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 新しいレストランやブティックが次々とオープンしているイエールタウンで、店内でカンバスに絵を描けるアトリエカフェ「Raw Canvas (ロー・カンバス)」(1046 Hamilton St., Vancouver TEL 604-687-1729 ) が昨年10月にオープンし、順調に売り上げを伸ばしている。 

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 同カフェはオーナーのPaige Faraciさんと Steve Markleyさんが香港在住中に気に入ったカフェからヒントを得て開業を思いついた。「コーヒー片手にくつろげる空間であり、大人の集まるラウンジ的な所をバンクーバーにも作りたかった」(Paigeさん)。

 1,500スクエアフィート、37席の店内はレンガ造りの壁に、木製のカウンター、ベルベット製のソファと落ち着いた雰囲気でまとめた。対照的に一角にはショッキングピンクのモダンなインテリアを配置。700スクエアフィートの店内後方部分はイーゼルを並べたアトリエスペースに使用する。

 絵を描いてみたい客はカンバスのみを購入。絵筆、絵の具、クレヨンなどは店内常備のものを自由に使う。カンバスの値段は40カナダドル~で各種大きさをそろえ、アーティストでもある店内スタッフから絵に関するアドバイスを受けながら描くことも可能。

 「お客さんのリアクションはさまざま。絵を描いてみようと思いカンバスの前に立ったが、恥ずかしそうにしている人、何を描いたら良いか考えてしまう人が多い。しかし、一度描き始めると、自由に表現することが楽しくなってくるのか、どんどん素晴らしい作品に仕上がっていく」(Steveさん)。

 同カフェはオーガニックコーヒー、ティーを提供(共に2.38カナダドル~)。オーガニック・ティーはBC州ビクトリアの「Silk road Tea」のもの。メニューにもオーガニック野菜を使い、ロー・フード(加熱していない食材を用いた食品)も多くそろえる。「イタリアン・ピザ」(1スライス8カナダドル)、「タイ・ラップ」(3本7カナダドル)など。

 毎月数回、アート関連のイベントを催しており、6月27日には「Paint for Peace」(17時~)を行う。20時に絵をオークションにかけ、収益はすべて「Peace and Love Growth Centre」への寄付に充てる予定。Paige さんは「今後はプロの講師によるアート・クラスも予定している。近々リカー・ライセンスが取れるので、ワインやカクテルを片手に大人が楽しめる企画をどんどん用意していきたい」と意欲をみせる。

 営業時間は、月曜・火曜=8時~17時、水曜・木曜=8時~24時、金曜=8時~翌1時、土曜=10時~翌1時、日曜=10時~16時。

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