10月1日から16日まで開催中の「バンクーバー国際映画祭」に出品されている韓国映画「Mother(日本語題=母なる証明)」が一般に先立ちメディア、映画関係者に上映され好評を得ている。
同作品は、「殺人の追憶」「グエムル・漢江の怪物」等で日本でも知られるボン・ジュノ監督作品。今年5月に開催されたカンヌ国際映画祭で上映の際にも高い評価を得ており、2010年第82回アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表としてノミネートもされている話題作だ。
韓国の地方都市で起きた殺人事件の容疑者として身柄を拘束された息子の容疑を晴らすため、真犯人を追う母親の姿を追うミステリー仕立てのストーリー。母親役に韓国で人気のキム・ヘジャさんを、息子役には日本でも人気のウォン・ビンさんを起用。母国韓国では観客動員300万人以上を記録している。
一般上映に先立ったメディア、映画関係者への上映会では満席近くの約150人が鑑賞。上映後は迫真に迫るキム・ヘジャさんの演技、目の離せないストーリーラインに賞賛の声が多く上がっていた。
上映は10月2日15時45分、6日21時30分、12日13時20分の3回。上映館はEmpire Granville7 Cinema。チケットはサイト、電話(TEL 604-685-8297)、上映館窓口で販売。一般=11カナダドル、シニア(65歳以上)=8カナダドル。