バンクーバー郊外のコキットラム市、ポートムーディー市、ポートコキットラム市内各地で10月15日より、今年で8回目となる「ウエストコースト・チョコレート・フェスティバル」が開催されている。
期間中、チョコレートに関連したさまざまなイベントが各地で開催される。「チョコレートの学校」をテーマに、チョコレートの種類や製法、ワインやビールとの相性も紹介し、子どもから大人まで幅広く参加できる。イベントにはバンクーバー周辺の各地から約40店のチョコレート関連店や飲食店、ワイナリーなどが参加。「毎年参加している多くの学生ボランティアには、仕事や教育の場を与える狙いも含めている」(広報担当のKirsten Swallowさん)。
イベント初日となる15日にコキットラムのRed Robinson Theatre(2080 United Blvd. Coquitlam)で行われた「Salon du Chocolat」では、チョコレート店などが商品のプロモーションや販売を行った。当日は22のチョコレート店やワイナリーが参加し、商品の試食・試飲のほか、ギタリストによるライブ演奏、チョコレート業者によるチョコレートの製法紹介スピーチなども行われ、集まった約500人の来場者でにぎわった。
「Salon du Chocolat」には調理師専門学校「Pacific institute of Culinary Arts」(1505 W 2nd Ave, Vancouver)も参加。同校講師が製法を説明しながら、さまざまな種類のチョコレート菓子づくりを実演。来場者からの質問やリクエストにも応じ、チョコレート菓子づくりの楽しさをアピールした。
そのほか「チャーリー・チョコレート工場ツアー」などのイベントを行うほか、チョコレートに関する詩のコンテスト(Chocolate Poetry Contest)の作品もサイトで募集している。
「毎年たくさんの企業の参加によるユニークなイベントを企画している。今後はもっとエリアを拡大できるようにしていきたい」(Kirstenさん)。
各イベントの入場料、スケジュールはサイトで確認できる。11月10日まで。