バーナビーで新ごみ収集システム導入-指定容器で完全自動化

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 バーナビー市は11月23日より、ごみ収集作業が全て自動化となる新ごみ収集システムが導入した。

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 今回導入する新ごみ収集システムでは、市が用意するごみ容器を指定された場所に設置すると、これまで作業員が手作業で行っていた回収作業を機械が行うことになる。居住者へは案内の郵送や説明会の開催などで事前に告知されており、各家庭で容器のサイズを選択、申請の手続きが進められていた。

容器のサイズは4種類。標準サイズである180リットルの容器は無料で、3~5人の家庭向け。標準サイズより容量の少ない120リットルの容器を選択した場合、財産税が年間40カナダドル減税され、標準サイズ以上の245、360リットルの容器を選択した場合、それぞれ年間100、250カナダドルの財産税が追徴される。事前の申請がなかった家庭には標準サイズが配布され、その他のサイズを選択した家庭でも新システム施行後に無料でサイズを変更することができるが、2010年5月1日以降は25カナダドルの手数料が必要となる。

 芝用の容器も別に用意され、サイズは180リットル、245リットル、360リットルの3種類。芝用の容器も、事前の申請がなければ245リットルの容器が配布される。

 これまでに使用していた古いごみ容器の回収は12月7日~11日に実施予定。期間中のごみ収集日に当たる日の7時までに古い容器を置いておけば回収、リサイクルされる。

 容器を置く位置や新システムへの移行にあたっての注意点など、図解付きの詳細をサイトで確認することができる。新システムへの移行直後の混乱や多数の問い合わせも予想されるため、早めの確認を呼び掛けている。

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