冬季五輪、インフォメーション・キオスク第1号がリッチモンドに

リッチモンドに昨年12月、オリンピック・キオスクの第1号が設置された。

リッチモンドに昨年12月、オリンピック・キオスクの第1号が設置された。

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 冬季オリンピックの開催が迫るリッチモンド市、カナダラインLansdowne駅前に昨年12月、オリンピック・パラリンピック用インフォメーション・キオスクOlympic Visitor Kiosk第1号が設置された。今後、リッチモンド、バンクーバー、ウィスラー、ウェストバンクーバーに順次設置していき、最終的には合計16カ所のキオスクがオープンするが場所、時期は発表されていない。

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 同キオスクはオリンピック・パラリンピック期間中の観光案内所としての役割を果たす。無料で市内の地図を配布するとともに、各競技会場への案内、交通機関情報、レストランやホテルの紹介、観光情報などを提供する。常駐スタッフのうち多くがボランティア。中には英語以外にもフランス語、中国語、など各国語で対応できるスタッフも勤務する。

 期間中のBC州全体での予想来訪者数は約25万人。スピードスケート会場となるオリンピック・オーバルと期間中の特設エンターテインメント会場となるO Zoneのあるリッチモンドには更に2カ所が設置予定。リッチモンド観光局CEOのTracy Lakemanさんは「キオスク第1号の設置によって世界中からの多くのお客さまたちをリッチモンドに迎える準備が一歩前進した。あと1カ月の間に、更にサービスを充実させるために何が必要かを、この第1号キオスクを通して探っていきたい」と話す。

 キオスク1号店の設置場所がLansdowne駅前に決定した経緯について、リッチモンド観光局広報担当者は「利用客の多さで考えるとカナダライン終着駅のBrighouse駅前となるが、Lansdowne はオリンピック・オーバルとO Zoneの両方に近く、また駅周辺のスペースが広いのでキオスク利用客にも往来の通行人にも便利だと考えLansdowneを選んだ」と説明。1カ所のキオスク設置にかかる費用は5万3千カナダドル~7万5千カナダドルとされ、州観光局が負担する。

 1月中旬までは土曜のみ営業。11時~15時。

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