スレッジホッケー日本、カナダでカナダチームを制す-決勝で米チームにリベンジ誓う

カナダを相手にスレッジホッケーで勝利し、決勝へと進む日本代表。会場は大きな歓声に包まれた。撮影:竹見脩吾

カナダを相手にスレッジホッケーで勝利し、決勝へと進む日本代表。会場は大きな歓声に包まれた。撮影:竹見脩吾

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 ホッケー大国カナダを相手に気迫のこもった試合を展開した日本代表。出場4回目で初めてとなる銀メダル以上の獲得が確定し、男泣きした選手たち。その様子は日本人応援団だけではなく多くの人の心に届き、試合後の会場は大きな拍手で包まれた。

 試合前に中北監督が選手にかけた言葉、「9999回負けても今日だけは勝て」。その言葉が選手を奮い立たせた。キャプテンの遠藤隆行選手は「個人ではカナダ選手にかなわなくてもチームでは勝てる。日の目を見ない時代が続いたがいいチームだ」と喜びをかみしめ、「パラリンピックという大きな舞台でジェントルマンに戦ってくれてカナダチームを尊敬する」と相手チームを讃えた。

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 「ホッケーの国、カナダでカナダチームを倒すのは気持ちがいい。絶対勝つという気持ちを持って声を掛け合った。(次戦はアメリカチームに)リベンジしたい」(逆転のシュートを決めた上原大祐選手)。ゴールキーパーの永瀬充選手は「国民全員がホッケーをリスペクトしているカナダで、しっかり勝てたのは最高。最初から金メダルを目指していたから、今日勝てた」と声を詰まらせた。

「絶対に勝つと思っていた。有終の美を次の試合で飾る」(中北監督)。地元の新聞紙バンクーバー・サンの記者が試合結果を受け「スポーツは何が起こるか分からない」とつぶやいたように、スポーツの醍醐味を知る世紀の一戦となった。

 日本代表は20日、セミファイナルを制したアメリカチームと金メダルを奪い合う。

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