カナックス・ファンのグリーンメン、スポンサーを得てボストンへ応援に

カナックスファンの2人組み「グリーンメン」が記者会見を開きボストンでのプレーオフ観戦を発表

カナックスファンの2人組み「グリーンメン」が記者会見を開きボストンでのプレーオフ観戦を発表

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 バンクーバーのダウンタウンにあるロブソン・スクエア(800 Robson St. Vancouver)で6月3日、NHLのカナックスファンで知られる男性2人組み『グリーンメン』が記者会見を行い、「Travelzooのスポンサー協力でボストンで行われるブルーインズとのプレーオフ・ファイナル第3戦、第4戦を応援に行けることになった」と発表した。

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 グリーンメンは地元のラジオ局に勤めるForce さんとSullyさん(共にニックネーム)の2人。スパンデックス製の緑色全身タイツに身を包み試合を観戦。相手チームの選手がペナルティーボックスに入った際にガラス越しに選手をからかう様子などがテレビでも頻繁に映し出されている。

 会見会場には多くのメディアやホッケーファンが来場。Forceさんが「ボストンでは相手のゴールテンダー、ティム・トーマスの後ろに座って嫌がらせをするつもり」と発言、「他にもいろいろと秘策を考えている」とし、会場のファンから拍手を浴びた。前回のプレデターズ戦では相手チーム選手のひとり、Mike Fisherさんの妻で歌手のキャリー・アンダーウッドさんがカナックスのジャージーを着ている姿のボードを作成し嫌がらせをした。

 2人は「随分と応援で自腹を切ってきたのでTravelzooの申し出は大変ありがたかった」とし、「ボストンまで見に行けない多くのファンのためにも応援して来る。ブルーインズを困らせるためにできることは何でもするつもり」と決意を明かした。

 会見で設けられた質疑応答時間には、「全身タイツで困ることは」「着ていて暑いか」などの質問が寄せられ、「(顔も覆っているので)見えづらく、水も飲めず暑い。よく転ぶし、一度ゴミ箱に体がはまってしまったこともある」と苦労を語った。2009年から同姿で応援している2人は「これほど長く続けるとは(始めた当初は)思っていなかった。ファンが応援してくれる限りは続ける」とも。

 不真面目な態度で知られる2人の真面目な会見は終始和やかなムードで進められ、会見終了後は多くの人からのサインと写真撮影のリクエストに応じた。2人のフェイスブックは現在15万以上の「いいね!」が付いており、ツイッターは2万9,000弱のフォロワーがいる。最近は他チームファンでも全身タイツの着用例が増えてきている。

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