バンクーバーのダウンタウンに6月11日、新フードトラック「Fat Duck Mobile Eatery」(600 Hamilton St. Vancouver)が登場、オリジナルのグルメ・サンドイッチが早くも注目を集めている。
同店が提供するのはSous-Videという真空調理法で12時間以上もかけて作ったカモのコンフィに酢漬けのタマネギ、チーズを添えた「Duck Confit “Philly Style”」、じっくり煮込んだポークベリーとアボカドとキュウリのレリッシュを挟んだ「Pork Belly」、牛タンと牛のほほ肉を海鮮しょうゆ味で仕上げ酢漬けの大根を添えた「Tongue ”N” Cheek Bahn mi」の各サンドイッチ(炭酸飲料付きで各10カナダドル)。
オーナーでシェフのTavisOlsenさんは「フードトラックを開くと決めた時、メニューは自分が食べたい物にしようと思った。作るのに時間はかかるが、手軽に立ち寄れる屋台でおいしいと満足してもらえる物を提供したいとも考えた」と話す。
同フードトラックが屋台を構えるクイーンエリザベス・シアター前は、バンクーバー市が今年の「Food Truck Pod」と設定した場所。今後夏までに同じブロック内にマカロニ・チーズ、ベルギーワッフル、オージー・パイ、ホットドッグなどの屋台5店が順次開店する予定。Olsenさんは「(市からこの場所を指定されて)喜んでいる。ダウンタウンの新しい名所として多くの人が訪れてくれたら」と期待を寄せる。
営業時間は基本的には月曜~木曜の11時30分~14時30分だが、イベント先に出店する場合などもあるため事前に同トラックのフェイスブックやツイッターでの確認できる。