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国際宇宙ステーションに高画質カメラ設置完了-バンクーバーの会社が開発

ISSから見た地球の様子を高画質でカラー動画配信する準備が着々と進んでいる

ISSから見た地球の様子を高画質でカラー動画配信する準備が着々と進んでいる

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 日本人宇宙飛行士の若田光一さんが約半年間の予定で長期滞在している国際宇宙ステーション(ISS)で1月27日、ロシア人飛行士2人が6時間の船外活動を行い、高画質カメラ2台を設置した。同設備はバンクーバーを拠点とするテクノロジー関連会社「UrtheCast Corp」(1055 Canada Place ? Suite33, Vancouver、TEL 604-669-1788)が開発したもの。

バンクーバーの会社「UrtheCast Corp.」が開発した高画質カメラ

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 設置作業は今回が2回目。昨年末に行われた船外活動では、作業は成功したもののケーブル関連に問題が生じたため、いったん設置したカメラを取り外して船内へ取り込んだ。今回は無事にすべての設置作業が終了し、モスクワの宇宙飛行管制センターへのテスト送信も完了。宇宙から見た地球の高画質カラー動画配信は世界初となり、「環境保護のためのモニタリングだけでなく、ソーシャルイベントや農業関連のビジネス開発にも利用できる」(同社広報)という。

 同社CEOのScott Larsonさんは「Roscomos社とEnergia社のエンジニアチームの協力により、早急に問題部分を特定、解決することができた」と感謝の気持ちを表し、「今回設置されたカメラを使って、少しでも早く宇宙から見た地球の様子を皆さんにカラー動画配信できるよう、引き続き作業を進めていくことに全力を注ぐ」と意気込みを語る。

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