オシャレなカフェ、インテリアショップなどの店が集まるイエールタウンに11月5日、北米で事業を展開するカジュアルダイニング・レストラン「Earls(アールズ)(1095 Mainland Street, Vancouver、TEL 604-688-4990)」の54店目が開店した。
敷地面積13,000平方フィートの広い店内は、中央に大理石のオープンカウンターバーを設置し、仕切りの壁に全面鏡を使うなどモダンな中にも格調高く落ち着いた雰囲気を味わえるようなデザイン。屋根付きで暖房完備のパティオと、カウンターを含む席数は440席で、「Earlsチェーン店の中では最大の規模で、バンクーバーのレストランの中では2番目に大きなレストランになる」と説明するマーケティングマネージャーのAmanda Hainesさん。
Amandaさんは、来年の初冬にオープンするという2階のウオツカラウンジ「V」について「2階は『女性にも好まれるような』デザインを取り入れ、15種類のプレミアムウオツカを楽しめて、結婚パーティーや会社のイベントなどでフロアを貸しきることも可能」と話す。
世界中の料理を楽しめるようにと用意された豊富なメニューは、「エビとホタテのリングイネ」((18カナダドル))や、「スパイシー・タイ・グリーンカレー」(16.50カナダドル)、わさびマヨネーズをスパイスにきかせた「ツナ・バーガー」(12.50カナダドル)、すしなどを用意。
ドリンクは、日替わりでマティーニやカクテルなどスペシャルメニューを用意する。ワインリストは「お手ごろな値段でワインを気軽に試せるように、値段設定を2種類に統一している」(スタッフ)。赤・白ワインともに「アールズ・セレクション」(グラス9カナダドル、ボトル31カナダドル)と「リザーブ・ワインセレクション」(グラス10カナダドル、ボトル34カナダドル)に分け、約55種類をそろえる。
Amandaさんは「店内に設置している30台のテレビモニターでは、常にスポーツ中継やニュースを流し、今後は特別イベントも企画する予定。料理やドリンクを楽しんでもらうだけではなくサービスにも力を入れて、お客様に総合的に『スペシャル』だと思ってもらえれば」と抱負を語る。
想定客単価は35ドル~。営業時間は11時~24時。12月25日定休。