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バンクーバーでピアノリサイタル-盲目のピアニスト桑原良恵さんら演奏
(2008年11月12日)
バンクーバーのUBC School of Music Recital Hall(6361 Memorial Road, Vancouver)で11月9日、体に障害があるピアニストによるピアノリサイタル「Unheard Notes」が行われた。NPO法人日本障害者ピアノ指導者研究会が主催する。
リサイタルは、来年9月にバンクーバーで開催される「第2回ピアノ・パラリンピック」に向けた紹介コンサートであり、カナダはモントリオールからRaoul Sosaさん、日本からは桑原良恵さんが出演した。
冒頭、主催する同研究会会長の迫田時雄さんは、第1回ピアノ・パラリンピック発祥の地であり、バンクーバー市と姉妹都市である中田宏横浜市長からのメッセージを紹介し、バンクーバー市からはサム・サリバン市長が同パラリンピックの協力と成功を祈るスピーチを行った。
その後、手足や耳に障害があり、指のリハビリのために7歳でピアノを始めたという盲目のピアニスト桑原さんが登場し、幻想曲「さくらさくら」、ドビュッシーの「アラベスク第1番」、ショパンの「ノクターン第20番」を演奏。演奏後は何度もお辞儀をして、観客からの鳴り止まない拍手に応えた。
事故で右手が不自由になり、左手のみで演奏をするピアニストRaoulさんは、バッハの「シャコンヌ」、スクリャービンの「プレリュード」、モシュコフスキーの「6つのエチュード」を左手だけで力強く演奏した。観客の1人Mary Anneさんは「バンクーバーがパラリンピックのホスト国になるなんて誇らしい。2人のピアニストの演奏は、感動して言葉にならない」と話す。
迫田さんは「障害があっても指導の仕方で才能を豊かに伸ばすことができる。すでに世界各国から参加したいという声もあり、バンクーバー大会に向けて30カ国から200人以上の参加を実現したい」とし、「パラリンピックというと競技のように思われるが、参加者がどのように工夫して演奏し、努力しているかを見てもらいたい。活動は世界各地で続けていきたい」と意気込みを語る。
NPO法人日本障害者ピアノ指導者研究会原爆ドーム前で「被爆ピアノ」コンサート-プロクリエーター集団が主催(広島経済新聞)「ピアノの貴公子」アレクサンダー・ウィズさん来福-今秋公演控え(天神経済新聞)障害を乗り越え、10キロランに参加-千羽鶴を掲げ、「何でもできる」(バンクーバー経済新聞)
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