アルペンスキー女子座位の大日方選手、2個目の銅メダル獲得-0.09秒差で青木選手4位に

アルペンスキー女子座位の大回転で青木辰子選手は4位に入賞した。撮影:竹見脩吾

アルペンスキー女子座位の大回転で青木辰子選手は4位に入賞した。撮影:竹見脩吾

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 冬季パラリンピック、アルペンスキー競技が行われているウィスラーのクリークサイド(2295 Nordic Drive, Whistler)で3月16日、女子大回転座位が行われ、大日方(おびなた)邦子選手が回転に続き本大会2個目の銅メダルを獲得し、0.09秒差で青木辰子選手が4位に入賞した。

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 雨が降りしきり試合途中には霧が立ち込める場面にも見舞われた女子大回転。大日方選手は3位という成績について「1本目の滑りで自分のフィーリングと雪質がミスマッチしていたが、サービスマンと相談し別の種類のスキー板に交換して2本目に望んだことが結果的に良かった」と話す。「1本目は20点ぐらいで2本目は50点。全然だめだった」と自分の滑りに点数を付けたが、冬季大会の日本選手最多メダル記録を更新、通算10個目のメダルを獲得した。

 4位と健闘した青木辰子選手は僅差でメダルを逃すも「それが結果なので悔しさも楽しもうと思う。徐々に調子が上がってきているのでこのまま3位、2位、1位といければ」と次の試合に向けての意気込みを話す。「自分の滑りをどうもっていくかを考えることは楽しいし、雨もあって(延期の)キャンセルもあって何でもありのパラリンピックなので良い記念になる」と爽やかに話した。

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