雑誌、テレビなどで活躍中のファッション・ジャーナリスト宮田理江さんが取材活動のため来加、11月6日まで開催されていた「バンクーバー・ファッションウイーク」、今後のトレンドなどについてインタビューに応じた。
今年で2回目の取材となるバンクーバー・ファッションウイークについて、宮田さんは「バンクーバーという街自体がインターナショナルな街なので、ショーもアジア、インド、南米などいろいろな国籍がミックスしていて興味深かった。全体的には若い参加者が多く、カジュアル系、エコフレンドリー系のデザイナーが多いのも特徴」と解説。
カナダのファッションシーンは「大自然に囲まれているせいか、環境意識の高い人が多いと聞く。エコ素材を使い、アウトドア感の強いものでもファッション性が非常に高いデザインが多いと強く感じる」と見ている。
カナダで定番のフード付きトップスについては「今回のショーでもフード付きのパーカーやジャケットでとてもかわいいデザインのものが目についた。来年の春・夏は『スポーツをフェミニンに着こなす』がトレンドとして来る傾向があるので日本でもフード付きは人気アイテムになるのでは」と話す。
ショーは来年の春・夏向けだったが、今年の秋・冬の流行については「『クラシック』と『レディライク』がキーワード。50年代から70年代のきちっとした感じが世界的なトレンド。ボウタイ付きブラウスやペンシルスカート、きちんとした感じのハンドバッグ、英国トラッド調のチェック柄アイテムなどを取り入れると、ぐっと今年らしくなる」とアドバイスする。
店頭販売員からスタートしてファッション・ジャーナリストとなった経歴を持つ宮田さんは「子どものころから人形をスタイリングするのが好きで服も自分で選んで買うような子だった。今後も一般の人向けにわかりやすくファッションを解説し、さらに多くの人にファッションを楽しんでもらえる様に伝えていきたい」と抱負を語った。