2月29日の「いじめ防止デー」に向け、バンクーバー周辺のコミュニティーではさまざまな企画が進められている。
サレー市では、いじめをテーマにしたフィルムコンペを実施。市内在住の14歳~18歳の中高生を対象として、「いじめをなくすためにはどうしたらよいか」「なぜいじめをなくす必要があるのか」に焦点を当てた、30秒から1分のビデオ作品を募集している。
バーナビー市の大型ショッピングモール「Metropolis At Metrotown」(4700 Kingsway, Burnaby)では、フェイスブックのファンページ上でTシャツデザインコンテストを行っている。「いじめ防止デー」のテーマカラーであるピンク色のTシャツに自由にデザインを施して投稿でき、気に入ったデザインのものに投票する仕組み。
Dianne Wattsサレー市長は「いじめの与える影響について子どもだけでなく大人たちの関心も集め、学校や職場、ネット上などコミュニティーのどんな場所でもいじめは許される行為ではないという力強いメッセージを送る必要がある」と訴える。
ビデオの出品締め切りは2月6日17時。ジュニア部門(14歳・15歳)、シニア部門(16歳~18歳)に分けて選出された優秀作品は「いじめ防止デー」(2月29日)に発表し、地元ケーブル会社のShaw TVで放送する。Tシャツデザインの締め切りは、2月15日。優勝商品は500カナダドルの商品券で、一番人気のデザインのTシャツは同モールで2月17日~29日、販売する。売り上げはKids Help Phoneに寄付する。