カナダ発のアパレルブランド「Roots」が5月2日から、カナダ建国150周年を記念して「Be Nice(優しくなろう)」キャンペーンを実施している。
同社広報担当者は「カナダ人は『良い人』『礼儀正しい』『ぶつかったら、すみませんと言う』などといわれているが、『良い人』というのはもっと大きな意味がある。同性婚やシリアの難民を歓迎するなど『障がいを乗り越え、自分だけでなく他人の問題も解決するように助ける人』こそがカナダ人らしい『良い人』の資質だ」とし、「カナダ建国150周年を機に、改めて他人に優しい良い人になろう」とキャンペーンの意義を説明する。
キャンペーンは店頭とウェブサイトで展開。店頭では「nice」ロゴ入りのピンバッジやキーチェーン、バッグなどの雑貨を販売。。イベント会場でポップアップストアも開き、収益を先住民族の若者を支援するプログラムなどに寄付する。
ウェブサイトでは「カナダで一番良い人」を募集。応募方法はフェイスブックまたはインスタグラムに説明とハッシュタグ「#BeNice」「#RootsIsCanada」を付けて推薦する人の写真と共に送信する。その後トップ10人を対象に一般投票を行い、「カナダで一番良い人」を決定。その人が希望するチャリティーに賞金1万カナダドルが寄付される。
6月20日まで。