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カナダ、娯楽目的のマリフアナ使用10月17日に解禁

毎年4月20日には合法化を訴えるマリフアナデーが市内で開催されている

毎年4月20日には合法化を訴えるマリフアナデーが市内で開催されている

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 カナダのジャスティン・トルドー首相は6月20日、国内での娯楽目的での大麻使用を10月17日から合法化すると発表した。

今年1月コンベンションセンターで開催された「大麻エキスポ」のブースに並んだクッキーなどの大麻商品

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 19日の上院での法案可決に続く当日の発表。2015年の総選挙の際、大麻解禁を公約に掲げていた同首相は「合法化は子どもたちを大麻から守り、違法な販売で利益を得るのを防ぐことになる」と説明した。国内での医療用大麻は2001年に合法化されている。

 合法化後、各州が定めた年齢に達した者は(ブリティッシュコロンビア州では19歳)娯楽目的の使用のために、政府の認可を受けた販売店で乾燥大麻、大麻オイル、自家栽培用の苗や種が購入可能となる。また乾燥大麻なら30グラムまでは公共の場で所持すること、4株までなら自宅での栽培も合法となる。

 使用可能な年齢や使用可能場所などの詳細な規制は各州に委ねられており、BC州では公共の場での使用には場所の制限を設け、大麻の影響下での運転は禁止とする方針。ケベック州、マニトバ州、ヌナバット州などは自家栽培を禁じる方針などを示している。

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