MLSのバンクーバー・ホワイトキャップスは7月25日、所属する17歳のMFアルフォンソ・デービス選手のバイエルン・ミュンヘンへの移籍を発表した。移籍金はMLS史上最高額の22ミリオンUSドル。
14歳の時から同クラブ若手育成組織に所属し、15歳でトップチームデビューしたデービス選手はガーナの難民キャンプ生まれ。5歳の時に家族とカナダへ移住し、昨年市民権を得て以来はカナダ代表としてもプレー。代表戦でもすでに最年少得点記録を打ち立て将来を嘱望されていた。
デービス選手は「いつも夢見ていたことが現実になった。これからも努力を重ね自分らしくいることを忘れずに向上していきたい」とコメントを発表。「14歳でホワイトキャップスに入って以来ずっと指導してもらいプロ選手として成長できた」と、ファンやクラブのサポートへの感謝も表した。
ドイツのリーグでは18歳からプロ契約が可能なため、今年中は引き続きホワイトキャップスでプレー。11月に18歳になった後、2019年1月に正式にバイエルンに移る。