バンクーバーのロブソン・スクエアで2月19日、ミッシェル・クワンさんやスコット・ハミルトンさんら4人の五輪メダリストたちが健康の大切さについて語るトーク・イベントが開催された。主催はGE’s healthymagination。
同イベントはオリンピック公式スポンサーのGE社が2009年に立ち上げた医療プロジェクトHealthymagination Initiativeプロモーションの一環。Vice PresidentのMike Barberさんは「オリンピックメダリストたちはその偉業のみならず、健康管理という面でも良いお手本だ。皆さんもサイトで健康管理により積極的になってください」とあいさつ。
クワンさんは「オリンピックに出た時はまだ10代だったが健康管理は自分の仕事だった。父にもきちんと食べ、よく眠るようにと教えられた。今でも忙しい毎日だが、健康管理には気をつかっている」と話す。
ハミルトンさんは、医者とのかかわり方の大切さについて、「小さな事でも気にかかる点があれば相談できる医者の存在は大切だ。自分の脳腫瘍(しゅよう)も、体の不調を医者に相談、検査してもらうことで見つけた」と自身の2度にわたるガン闘病生活を振り返った。
カナダホッケーチームのMartin Brodeur さん、アメリカ女子ホッケーチームのAngela Ruggieroさんも登場し、「健康とは運動と食事だけでなく、幸せに生きているか、も大切な要素」(Brodeurさん)「自分も栄養士や医者などさまざまな人のサポートを受けてオリンピックへ向けた体調管理をしている。このサイトは皆さんの健康管理のサポートになると思う」(Ruggieroさん)と話した。
トーク後はBrodeurさん以外がロブソン・スクエアのスケートリンクでスケート姿を披露、集まったファンの写真撮影やサインの求めににこやかに応じた。