バンクーバー恒例の街中アートプロジェクトを推進するThe British Columbia Lions Society For Children with Disabilitiesは6月22日、2011年3月からバンクーバーとビクトリア市内に登場する4弾目の像は中国彫像Terracotta Warriors(兵馬俑)と発表した。会場は、Chinese Cultural Centre Museum(555 Columbia St., Vancouver)。
バンクーバーの地元アーティストらが、本物の中国兵を思い立たせるような色鮮やかな兵馬俑を制作する。過去の動物彫像とは異なり、今プロジェクトの彫像数は約25~30体と少なく、「限定版」になるという。アクティビティーの一環として、全彫像が記された地図もコミュニティーに配布し、彫像への関心を高める予定。
同プロジェクトに併せて、ビクトリアのRoyal BC Museumは2011年12月~2012年4月、中国から本物の兵馬俑250体の彫像を迎え展示する。兵馬俑を海外で展示するのは今回が初めて。今回は中国との文化交流の意も込めて行われ、中国、アジアの歴史をカナダに広める目的もあるという。
The British Columbia Lions Society For Children with DisabilitiesのStephen J, Miller社長は「必ず皆さんの目を引く作品になると思うので、多くの作品の写真を撮り、興味を持ってもらえれば」と話す。